キーホルダー・チャーム作成

1月23日に作成したデータを使用してキーホルダー・チャームを作ります。

1月23日 作成データ

使用する素材は 透明アクリル キャスト板 3mm厚
レーザー機は Rayjet 30w機

なお今回はちょっとしたテクニックとして
絵柄(データ内 黒と黄緑)の彫刻はZ軸(高さ)を本来の彫刻位置よりも少しずらして彫刻します。
ずらす幅は1mm程、上下はどちらでもOKです。
こうする事によって焦点が若干ずれ、その分、彫刻痕(凹み)の中のざらつきが滑らかになり、彫刻中に出る削りカス(白い粉)も少なくなります。

また、上記の理由から、絵柄彫刻と切抜きは分けて行いますので、実質3度レーザー機を稼働させ、その度にZ軸の調整をします。

加工手順イメージ

パラメータは下記の通り。

 黒  彫刻  power 40.0    speed 55.0 DPI 1000
 赤  カット power 18.0    speed 0.30 DPI 1000
 青  カット power 18.0    speed 0.30 DPI 1000
 黄緑  彫刻  power 08.0    speed 45.0 DPI 1000

黒の彫刻は0.2mm程の深さ、黄緑の彫刻は爪が少し引っかかる程度の、ごく僅かな凹みです。
黒と黄緑の値の差は、表・裏で彫刻の深さをかえ、見た目の立体感を強調するのが狙いです。


Rayjetを実際に稼働させ加工したイメージです。



※動画内では撮影用にレーザー機のフタを開けて稼動しています。
実際に加工される際はフタを閉じて行ってください。







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