データ改良

 2月10日に作成した、3mm厚アクリル キャスト板のキーホルダー・チャームのデータを改良しました。

 
 

 彫刻・切抜ともに2月10日にUPした内容で上手くいった...のですが、そのままの状態で大量生産すると柄の切抜き部分の抜クズを取り除くのに一苦労((+_+))ということで、データを改良してみました。

改良前
改良前は長方形部分、○部分、△部分、それぞれに切抜きクズができ、中でも長方形部分は残る部分ががとても薄く小さいため、切抜き後アクリルが溶けた溶液で再度くっついたりして、取り除くのに手間が掛っていました。
なので...


改良後
ついでに12角形の角の部分を丸くしたりもしていますが、長方形の切抜き部分の内側に2本、カットラインを入れました。(図内赤線部分)

ちなみにspeedy100 25w機でのパラメータは次の通り。

黒   彫刻 power 50  speed 50    PPI 1000(表面)
赤   カット power 90  speed 0.7  PPI 1000
青   カット power 90  speed 0.5  PPI 1000
紺   カット power 90  speed 0.3  PPI 1000
水色    カット power 90  speed 0.3  PPI 1000
緑   彫刻 power 2.5  speed 3.5  PPI 1000(裏面)

※DPIはすべて1000dpiです。

こうする事によって、切抜きクズが溶けてなくなり、取り除く手間が省けました。


●補足
彫刻時に出るホコリやアクリルが溶けた溶液痕を拭取る作業を省くため、表面からの彫刻・切抜時はアクリル板の保護紙をつけたまま(剥がさずに)作業を行います。
(パッケージのナイロンやフィルム等は取り除く)


※使用する素材の種類や硬さ、厚みなどにより仕上がり具合は異なります。
ご参考頂く際は各々微調整をお願い致します






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