金属製品へのマーキング

過去の掲載記事転載です。


 今回はメタルフィクス(METALFIX)という金属マーキング剤を使用して金属へのレーザーマーキングを してみました。
この薬剤は主にステンレス鋼、超硬合金、クロム、真鍮、銅、白目(ピューター)、未処理のアルミニウムへのマーキングが可能で、その他の金属にも可能性はあります(必ず変色テストを行ってください)。
マーキングはラスターモードにて行うため 写真のようなビットマップのマーキングも行えます。
完全な状態(材料に適したレーザー照射量にて加工)したものは、溶剤(アルコールやシンナー)などによる
影響を受けにくく、アルコール消毒などが必要な医療器具などや油脂の付着が伴う機械工具のマーキングに適しています。
メタルフィクスはトロテック純正部品扱いです、弊社へご連絡いただければご注文が可能です。


マーキング例 左:写真  右:ロゴマーク&文字
 ※ロゴなど商標登録されているものは商業利用には許可が必要です 加工販売にはご注意ください

加工方法は
1.金属表面の油脂を取り除きます
2.メタルフィクスを塗布します  スプレーもしくは太めの筆を使用し塗布後乾燥させます
3.レーザーを照射します
4.水などで 不要な塗布部分を洗い流します


実際に塗布から加工までの様子をビデオにしました ↓




他 金属別加工例

左から ステンレススチール、銅、アルミニウム



商品について、また加工についてのコツなど 弊社技術部へお問い合わせください



※2010年03月15日 掲載分転載

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