紙製コースター作成 part2

 紙製コースター作成、第2弾です。



 前回(2015年1月20日)はCorel DRAWで作成したデータを用いて Speedy 100 25w機にて作成しましたが、今回はIllustratorで作成したデータを用い Speedy 300 80w機で作成したいと思います。

コースター作成に使用する厚紙は前回と同じ、市販品 90mm角型、1mm厚、マットタイプです。


 まずはデータから。

 今回はレリーフモードを使用し作成しますので彫刻部分はグレースケールにて作成。
一番濃い部分から80%、70%、60%、50%、40%の計5段階を使用し構成しています。
 なお、カットは内側の飾り部分から切抜きを行いたいので、内側のカット線をマゼンタ、外側のカット線をオレンジにて作成しています。


 加工イメージ動画です↓

加工オプション:レリーフ
高度なジオメトリ:チェック有
DPI:1000
彫刻:power 50 speed 20 PPI 1000
切抜:power 10 speed 0.5 PPI 1000
エアアシスト:切抜きの時のみON

使用レンズ:1.5inch

※適切なpower、speedは使用する機種、w数により異なります。
 事前に加工テストを行い、機器やご意向に合ったパラメータ設定をご確認ください。



※撮影用に上部のフタを開けて加工しています。
実際に加工を行う際は、必ずフタを閉めて行ってください。



出来上がり


写真 左:歯車内側の細い部分も難なく切り抜け、必要な部分はすべて残っています。(歯車内側の〇 幅0.5mm弱)

写真 右:彫刻した部分としていない部分で凹凸が出来、2枚歯車が重なっているような立体感のある仕上がりに。


写真 左:細かな文字(タテ 約1~1.5mm)も鮮明に彫刻でき、読み取ることが出来ます。

写真 右:こちらの歯車も細部まで彫刻・切抜きが出来ています。


裏 面
表面同様切抜きは細部まできれいに出来ていますが、彫刻を施していませんので裏から見るとこのような見た目に。
 表面で見て取れた凹凸が彫刻によるものであり、裏面から貼り合わせたものではないことが解ります。




↓加工データです。ダウンロード後、解凍してご使用ください(^^♪

Illustrator CS
http://firestorage.jp/download/0ad2c8df475b65c4de19cc9ad7b94c05e7fe82ad











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