今回は『PHOTO-PAINT』について考えてみたいと思います。
とはいうものの、そもそも「それって何?」と言われる方も多いと思いますので、先ずは『PHOTO-PAINT』とは何か?から始めたいと思います。
『PHOTO-PAINT』とはCorel社製品『Corel DRAW Graphics Suite』(※)に付属している画像編集用ソフトで、有名処で例えるならばAdobe社製品『Photoshop(Photoshop elements)』と同じような作業が出来るツールになります。
と、ここでよく尋ねられるのが『Corel DRAW』とどう違うのか?ですが、『Corel DRAW』は同じくAdobe社製品で例えるところの『Illustrator』と同じようなベクタ形式によるグラフィックデザインやイラストレーション(ベクタイメージ)の作成・編集を行うソフトですので、ある程度の写真や画像の編集は出来るものの、細かな加工・編集作業には向いていません。
それに対し『PHOTO-PAINT』は、写真や画像(.bmpや.jpgなど、ラスタ形式の画像)を加工・編集するソフトですので、写真のカラー調整はもちろん、トリミング(切抜き)や細かな部分削除、複製や付け足しが出来、彫刻用の画像を作成するにはとても便利です。
しかし、編集・加工したデータはすべて画像として認識されるので、例えばカット線のつもりで0.001ptの線を引いてもjobcontrolでカット線として認識されないなど、『切抜き』を要するデータの作成には向いていません。
なので、図形やグラフィックデザインの彫刻・切抜き、カラー調整など簡単な写真の編集・彫刻などだけであれば『Corel DRAW』などベクタデータ編集用ソフトのみで作業が出来ますが、写真の細かな編集・加工を必要とする場合は『PHOTO-PAINT』など画像(ラスタデータ)編集用ソフトも必要となります。
という訳で、trotecでは図形作成ソフトに『Corel DRAW』をお奨めしていますので、それに付属している『PHOTO-PAINT』の紹介をしたいと思います。
ではまず、ソフトを立ち上げ上部ツールバーより『新規イメージの作成』でページを表示してみます。(下図 左上部赤○)
ちなみに今回使用している『Corel DRAW Graphics Suite』はver.17(X7)です。
17以外のバージョンでは画面内の表示、機能、ツールが一部異なる場合があります。
予めご了承ください。
『Corel DRAW』と似た感じの見た目です。
ちなみに↑は幅150mm、高さ150mm、解像度300dpi です。
しかし、画面左のツールバーには『フリーハンドマスクツール』『切抜きツール』『ペイントツール』『消しゴムツール』などCorel DRAWには見られない、画像編集に用いるツールが並んでいます。
これらを用いて写真の加工・編集を行います。
次回から、5回に分けて実際に写真を用いた加工の方法を書いていきます(^^♪
とはいうものの、そもそも「それって何?」と言われる方も多いと思いますので、先ずは『PHOTO-PAINT』とは何か?から始めたいと思います。
『PHOTO-PAINT』とはCorel社製品『Corel DRAW Graphics Suite』(※)に付属している画像編集用ソフトで、有名処で例えるならばAdobe社製品『Photoshop(Photoshop elements)』と同じような作業が出来るツールになります。
と、ここでよく尋ねられるのが『Corel DRAW』とどう違うのか?ですが、『Corel DRAW』は同じくAdobe社製品で例えるところの『Illustrator』と同じようなベクタ形式によるグラフィックデザインやイラストレーション(ベクタイメージ)の作成・編集を行うソフトですので、ある程度の写真や画像の編集は出来るものの、細かな加工・編集作業には向いていません。
それに対し『PHOTO-PAINT』は、写真や画像(.bmpや.jpgなど、ラスタ形式の画像)を加工・編集するソフトですので、写真のカラー調整はもちろん、トリミング(切抜き)や細かな部分削除、複製や付け足しが出来、彫刻用の画像を作成するにはとても便利です。
しかし、編集・加工したデータはすべて画像として認識されるので、例えばカット線のつもりで0.001ptの線を引いてもjobcontrolでカット線として認識されないなど、『切抜き』を要するデータの作成には向いていません。
なので、図形やグラフィックデザインの彫刻・切抜き、カラー調整など簡単な写真の編集・彫刻などだけであれば『Corel DRAW』などベクタデータ編集用ソフトのみで作業が出来ますが、写真の細かな編集・加工を必要とする場合は『PHOTO-PAINT』など画像(ラスタデータ)編集用ソフトも必要となります。
という訳で、trotecでは図形作成ソフトに『Corel DRAW』をお奨めしていますので、それに付属している『PHOTO-PAINT』の紹介をしたいと思います。
ではまず、ソフトを立ち上げ上部ツールバーより『新規イメージの作成』でページを表示してみます。(下図 左上部赤○)
ちなみに今回使用している『Corel DRAW Graphics Suite』はver.17(X7)です。
17以外のバージョンでは画面内の表示、機能、ツールが一部異なる場合があります。
予めご了承ください。
『Corel DRAW』と似た感じの見た目です。
ちなみに↑は幅150mm、高さ150mm、解像度300dpi です。
しかし、画面左のツールバーには『フリーハンドマスクツール』『切抜きツール』『ペイントツール』『消しゴムツール』などCorel DRAWには見られない、画像編集に用いるツールが並んでいます。
これらを用いて写真の加工・編集を行います。
次回から、5回に分けて実際に写真を用いた加工の方法を書いていきます(^^♪
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