『PHOTO-PAINT』その他のツールについて ~1~



明けましておめでとうございます
 本年も宜しくお願い申し上げます

 
 新年第一段目は昨年末の『PHOTO-PAINTを使用しての写真の加工方法』に続き、その時には紹介し切れなかった、基本的なツール・知っておくと便利なツールについて紹介したいと思います。

 合わせてご覧頂き、ご活用ください(^_^)b


■今回の内容
・ルーラー(定規)
・ガイドライン
・アンドゥ マネージャ(作業履歴)
・用紙サイズの変更
・イメージサイズ、解像度
 

 
●ルーラー(定規)
●ガイドライン


 上図内、赤○印が『ルーラー(定規)の表示』ボタン、青○印が『ガイドラインの表示』ボタン。
 それぞれクリックするたびに表示/非表示が設定出来ます。

 ルーラーは赤線囲い部分に表示され、X軸・Y軸ともにルーラーの上でクリック&ドラッグするとガイドライン(青矢印で示した破線)が作成されます。
 このガイドラインは複数を任意の位置に作成でき、また、画面内左のツールバーより『オブジェクトの選択ツール』を使用するとクリック&ドラッグで位置を移動させることが出来ます。
 
 初期設定ではガイドラインが非表示になっている場合がありますので、上記の動作をしても表示されない場合は青○印の『ガイドラインの表示』ボタンをクリックし、作成したガイドラインを表示させてください。
 
 ちなみに、ルーラーの単位やガイドラインの色、線種などは上部ツールバーより『ツール』→『オプション』の順にクリックし表示される画面内で変更する事が出来ますので、用途や好みで変更し使用できます。



●アンドゥ マネージャ(作業履歴)


  上部ツールバーより『ウインドウ』→『ドッキング ウインドウ』→『アンドゥ マネージャ』の順にクリックすると、アンドゥ マネージャが表示されます。
 
 アンドゥ マネージャとは作業履歴の事で、直前まで行っていた作業が履歴として一時保存されます。
 これを遡ることで作業の取り消しが出来ますので、行った加工でミスが生じた時や気に入らないのでもう一度やり直したい時など、途中までの作業を残した上で必要のない作業以降を取り消し、再度作業を行う事が出来ます。
 
 ただし、履歴の一時保存は一定の容量を超えると古い方から順に消されて行くので小まめに『ファイル』→『保存』をしておくなど、注意が必要です。



●用紙サイズの変更


 上部ツールバーより『イメージ』→『用紙サイズ』の順にクリック。


 出てきた画面の赤枠部分右側、『新規』を変更します。

 『新規』の左側に現行サイズが表記されていますので、決まった用紙サイズがある場合等、確認しながらの変更が可能です。
 幅・高さの比率を合わせたい場合は、幅または高さを手動で入力後、赤枠内右端の赤○印、
カギのマークをクリックすると入力した値に合わせた数値が自動的に表示されます。

 また、上部青枠部分には変更後のイメージも表示されますので、より分かりやすく用紙サイズの変更が出来ます。



●イメージサイズ、解像度


 上部ツールバーより『イメージ』→『リサンプル』の順にクリック。


 出てきた画面の赤枠部分で『イメージのサイズ』、青枠部分で『解像度』を変更します。

 『イメージのサイズ』は幅または高さのどちららか一方を、『解像度』は水平方向または垂直方向のどちらか一方を入力することにより、もう一方も同じ比率の値が自動的に表示されます。
 
 比率を変更したい場合は、『イメージのサイズ』は赤○印の『縦横比の維持』のチェックボックスのチェックを外す事により、幅・高さ それぞれ異なった比率の値を入力することが出来ます。
 また、『解像度』については赤○『縦横比の維持』のチェックを外した後、青枠内青○印『同一値』のチェックボックスのチェックを外すことでこちらも比率の異なった値を入力する事が出来ます。
 
 ちなみに解像度は一般的に、印刷用は300dpi以上、web用は72dpiとされています。
彫刻には出来るだけ高解像度のデータを使用してください
 ただし、低解像度のものを高解像度に変換してもピクセル数が増す分画像がぼやけるのみで、根本的な拡大(鮮明さを維持したままの拡大)にはなりませんのでご注意ください。(※)
 
※詳しくは上部ツールバーより『ヘルプ』→『製品ヘルプ』 検索ワード:解像度 にて




 今回はここまでです。
が、『PHOTO-PAINT』の使い方については今回から不定期で数回に渡り掲載を予定していますので、たまにチェックして頂くと新しい発見をして頂けるかと思います。



今後とも御贔屓にお願い致します(^^)/






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