今回はjobontrolでのエラー表示がデータ依存の場合の対処法のご案内です。
データ作成後、いざjobcontrolに移行して加工を行おうとすると、エラー表示がされ移行が出来ない、移行は出来たけれどjobが不完全な状態(途中で欠けている等)で認識されている、などの場合、考えられるエラーの原因として『ノード(パス)※が多すぎる』ということがあります。
そこで今回は作成したオブジェクトのノード(パス)の減らし方について書きたいと思います。
※corel DRAWの場合『ノード』、Illustratorの場合『パス』
◆ まずは corel DRAWの場合 から。
先に。
ノードを減らしたい図形が複数のパーツで構成されている場合は、上部ツールバーより『すべてのオブジェクトをグループ解除』(上図内赤○)をクリックしオブジェクトを各パーツに分けておきます。
(例:上図の場合 顔の輪郭(ひげ、耳の中含)1個、目2個、口1個 計3個)
① 左ツールバーより『整形ツール』(下図内赤○)で顔の輪郭を選択し、上部ツールバーより『すべてのノードを選択』(青○)をクリック。
② 顔の輪郭のオブジェクトを構成するすべてのノードが選択された状態で『曲線のスムーズ化』(下図内赤○)をクリックし、出てきたゲージをスライドさせてノードを減らします。
ノードを減らすとセグメントのカーブが変わりオブジェクトの細かなニュアンスが変化します。
オブジェクト全体の様子を見ながら削減の度合いを調整してください。
≪ノード削減前≫ ノード数:527個
≪ノード削減後≫ ノード数:140個
ここでは3分の1以下にノード数を削減できました。
※実際に行う際はセグメントのカーブやオブジェクトの形の変化などを確認しながら、許容範囲内でノード削減を行って下さい。
③ 同じように目2つと口のノード削減を行って、完成です。
● その他
上部ツールバーより、『曲線のスムーズ化』の左横『ノード数の削減』をクリックで自動的にノード数を削減させることも出来ます。
◆ 続いて Illustratorの場合
先ず。
必要なオブジェクト以外のもの(上図の場合 猫の線画以外、水色の部分)を削除しておきます。
①すべてのオブジェクトを選択し上部ツールバーより『オブジェクト』(下図内赤○)→『パス』(青○)→『単純化』(緑○)の順にクリック。
②出てきた画面内でゲージを調節しパスの削減を行います。
●上図内
・ 『プレビュー』(緑○)にチェックを入れることで、オリジナル(削減前)・現在(削減後)のパスの数(赤○)が表示され、オブジェクトには削除後のパスが表示されます。(上図内黄緑色のパス)
・ 『オリジナルを表示』(青○)にチェックを入れることで、画面内に削減前のパスの位置が表示され
ます。(上図内オレンジ色のパス)
オリジナルと現在のパスの位置やセグメントのニュアンスを確認しながら『曲線の精度』と『角度のしきい値』のゲージを動かしパスの単純化を行って下さい。
※パスの単純化を行うとセグメントの湾曲具合が変わります。
オブジェクト全体を見ながら許容範囲内でパスの単純化を行って下さい。
≪パスの単純化 前≫ パス数:882個
≪パスの単純化 後≫ パス数:361個
ここでは半分弱程にパスを減らすことが出来ました。
※実際に行う際はセグメントの湾曲具合やオブジェクト全体の形状の変化を確認しながら、許容範囲内でパスの削減(単純化)を行って下さい。
◆ 関連記事
・ 加工が出来ない!?と、思ったら。~データ編~(2015年10月20日掲載)
・ 写真(画像)が彫刻できない!?ときの対処法(2015年11月11日)
データ作成後、いざjobcontrolに移行して加工を行おうとすると、エラー表示がされ移行が出来ない、移行は出来たけれどjobが不完全な状態(途中で欠けている等)で認識されている、などの場合、考えられるエラーの原因として『ノード(パス)※が多すぎる』ということがあります。
そこで今回は作成したオブジェクトのノード(パス)の減らし方について書きたいと思います。
※corel DRAWの場合『ノード』、Illustratorの場合『パス』
◆ まずは corel DRAWの場合 から。
先に。
ノードを減らしたい図形が複数のパーツで構成されている場合は、上部ツールバーより『すべてのオブジェクトをグループ解除』(上図内赤○)をクリックしオブジェクトを各パーツに分けておきます。
(例:上図の場合 顔の輪郭(ひげ、耳の中含)1個、目2個、口1個 計3個)
① 左ツールバーより『整形ツール』(下図内赤○)で顔の輪郭を選択し、上部ツールバーより『すべてのノードを選択』(青○)をクリック。
② 顔の輪郭のオブジェクトを構成するすべてのノードが選択された状態で『曲線のスムーズ化』(下図内赤○)をクリックし、出てきたゲージをスライドさせてノードを減らします。
ノードを減らすとセグメントのカーブが変わりオブジェクトの細かなニュアンスが変化します。
オブジェクト全体の様子を見ながら削減の度合いを調整してください。
≪ノード削減前≫ ノード数:527個
≪ノード削減後≫ ノード数:140個
ここでは3分の1以下にノード数を削減できました。
※実際に行う際はセグメントのカーブやオブジェクトの形の変化などを確認しながら、許容範囲内でノード削減を行って下さい。
③ 同じように目2つと口のノード削減を行って、完成です。
● その他
上部ツールバーより、『曲線のスムーズ化』の左横『ノード数の削減』をクリックで自動的にノード数を削減させることも出来ます。
◆ 続いて Illustratorの場合
先ず。
必要なオブジェクト以外のもの(上図の場合 猫の線画以外、水色の部分)を削除しておきます。
①すべてのオブジェクトを選択し上部ツールバーより『オブジェクト』(下図内赤○)→『パス』(青○)→『単純化』(緑○)の順にクリック。
②出てきた画面内でゲージを調節しパスの削減を行います。
●上図内
・ 『プレビュー』(緑○)にチェックを入れることで、オリジナル(削減前)・現在(削減後)のパスの数(赤○)が表示され、オブジェクトには削除後のパスが表示されます。(上図内黄緑色のパス)
・ 『オリジナルを表示』(青○)にチェックを入れることで、画面内に削減前のパスの位置が表示され
ます。(上図内オレンジ色のパス)
オリジナルと現在のパスの位置やセグメントのニュアンスを確認しながら『曲線の精度』と『角度のしきい値』のゲージを動かしパスの単純化を行って下さい。
※パスの単純化を行うとセグメントの湾曲具合が変わります。
オブジェクト全体を見ながら許容範囲内でパスの単純化を行って下さい。
≪パスの単純化 前≫ パス数:882個
≪パスの単純化 後≫ パス数:361個
ここでは半分弱程にパスを減らすことが出来ました。
※実際に行う際はセグメントの湾曲具合やオブジェクト全体の形状の変化を確認しながら、許容範囲内でパスの削減(単純化)を行って下さい。
◆ 関連記事
・ 加工が出来ない!?と、思ったら。~データ編~(2015年10月20日掲載)
・ 写真(画像)が彫刻できない!?ときの対処法(2015年11月11日)
コメント
コメントを投稿